2009-07-03

なにかの夢

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妙にリアルで鮮明な夢を見た。

その日、僕はペットショップにいた。
都内に良くあるペットショップの一つで、四方をガラスケースに囲まれた小型犬たちに紛れて、おかしな犬が1匹いるのが目が入った。
その犬は、中型犬で、たて髪がぼうぼうに生えてるけれど、身体の体毛は薄く、しかも中途半端なブチ色で、顔のそれぞれのパーツのバランスも悪かった。

まあ、一言で言ってブサイクな犬だった。
でも、僕が近寄るとキャンキャンと、それはそれは嬉しそうに尻尾を振る。
そのブサイクさが、愛らしく思える。

でも、
僕はマンションで一人暮らし。
経済的には今のご時世で恵まれているほうに入るのかもしれないが、仕事時間は不定期で、家に戻らない日なんてしょっちゅうな生活をしている。

犬なんてとても飼える身分じゃない。

そう自分に言い聞かせたにも関わらず、無邪気にキャンキャンと叫ぶ、そのワンコをしばらく見ていると、どうしても欲しくなって、ついに我慢出来ずに、レジのお姉さんに、購入を希望した。

値段は9800円だった。

ああ、どうしよう。犬は10年以上は生きる。
僕はこれからも一人で、酒に溺れたグチャグチャの生活のまま、このワンコを育てなければいけない。

プレッシャーが押し寄せた。

しかし、ショーケースから出てきたワンコが、それはそれは嬉しそうに僕に抱きついてくると、そんなプレッシャーは消し飛んだ。

カワイイ、かわいい、なんて可愛いんだ。

子供が出来たように撫でていると、次の記憶では、僕は会社のオフィスにいた。

そこは確かにオフィスなんだけれど、何故か仕事と関係ない知り合いも大勢いて、みんな飼い犬を持って来ていた。
ウチのオフィスは、ペット禁止なんだけれども。

どうやら、僕の周りでは犬を買うのが流行しているようだ。

会社の仲間も、指名のキャバ嬢も、大学時代の友人も、呑み友達も、
皆が皆、自分の愛犬を連れていた。

みんなが買っている犬は、トイプードルやチワワ、キャバリアなど血統証付きの小型犬たちだった。

僕も買ったばかりの犬をみんなに見せた。

ところが、僕の犬を見ると、みんな、口々に冷たい視線になって、ぼそぼそと非難し始めた。

「なんか、ちょっと変じゃない?」
「可愛くないでしょ?」
「顔、おかしいよ」
「奇形じゃないの?」

変わらず無邪気に僕にまとわりつく愛犬を抱きかかえながら、みんなの言葉にムッと来て、それぞれ言い返していたものの、徐々に、僕は自分の犬が他の犬たちより劣っているような不安に苛まれた。

ふと顔を見ると、愛嬌があったブサイクさが、本当に醜いだけのようにも思えてくる。

なんとか、そんな想いを打ち消そうとしていると、いつの間にかオフィスに入ってきた、父親や母親、妹などの家族が僕のそばに寄ってきた。

家族は、普段のそれで、もっとはっきりと僕の一世一代の買い物に罵声を浴びせた。
しかも、その罵声は飼い犬にではなく、徐々に僕へのものになっていく。

「お前に犬なんて飼えるのか」
「そんな暇があったら嫁の一人でも連れてこれんのか」
「お前みたいだらしないヤツに飼われた犬のほうが可愛そうだ」

周囲にいた僕の知り合いたちも歩調を合わせるように、僕への悪口へと切り替わっていく。

方々から聞こえる罵声の数々に、僕は、何一つ言い返せず、その場に立ち尽くしていた。
ただ、みんなの罵声に耐えている間に、
いつの間にか、愛犬の他人の犬に対する劣等感は消え、僕はこれまでになく愛らしくなり、ギュッと強く両腕で抱きしめていた。

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昨夜。

夜の12時過ぎに仕事を終え、遅めの夕飯を食べると、悶々とする。

そこで、飲みに行こうかどうか迷った末、デリヘルを呼ぶことに。

デリヘルなら、自宅で酒を呑みながら抜くこともできるわけだ。しかも雨の中、家から1歩も出る必要がない。

1度で2度美味しい上に労力ゼロのナイスな選択である。(ただし部屋の片付けに1時間は掛かった。。)

かなり久しぶりのデリバリーヘルス。

自宅に女を呼ぶのも久しぶり。 はやる気持ちを抑えて、

「とにかくカワイイ子をよこせ!デブはチェンジするからな!待ちきれないから早く来いよ!」

と、おだやかに要望を出すと、30分後。

来た子は、なかなかスタイルも良く綺麗な子だった。

向かいに座ると、話しも饒舌で酒が進む。

聞くと、この日はたまたま夜に出勤しただけで、普段は昼の出勤で、夜はキャバクラで働いているとのこと。

幾ら指名しても口説き落とせないキャバ嬢が、今宵は16000円でドピュと抜いてくれるわけだ。

うーん、儲けた。

と思うものの、しかし、まあ、それなりのルックスの子でも、風俗と掛け持たなきゃいけないほど、お水の仕事は稼げなくなっている現実があるわけだ。

その子は、もちろんお水の関係者には風俗のことは全面内緒。

それなりに指名客もいるようで、万が一にも客としてかち合わないように、その周辺の区には、派遣NGにするほどの徹底ぶり。

プレイは平凡ではあったが、ビールを2缶開けてほろ酔いな上にしっぽりスッキリして、お得感のある夜を過ごさせてもらった。

しかし逆に考えると、実は風俗で働いているようなキャバ嬢に通い詰めるパターンもあるわけで。

さすらいのキャバクラーとしては、複雑な心境にもなったのだった。

2009-06-18

怖いニュース

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海外でこんなニュースが流れていたけど、これって今の日本のAVも全然他人事じゃない気がする。。
ナマがウリのAVが増えまくっているけど、男優も女優も検査を継続的に受けているなんて話しは聞かないもんなぁ。
しばらく検査に行ってないから、行ってみるかな。。一応、ナマではやってないから大丈夫かと思っているけど・・・(怖)

米ポルノ業界、未公表のHIV感染者は16人=保健当局
6月15日16時42分配信 ロイター

[ロサンゼルス 12日 ロイター] ロサンゼルスの保健当局は12日、2004年に米ポルノ映画出演者のエイズウイルス(HIV)感染が大きく報じられた後、 同業界で公表されてこなかった感染者が16人いることを明らかにした。 
 今回の発表は、先週ポルノ女優の1人がHIV検査で陽性反応を示したことを受け、ロサンゼルス・タイムズ紙が情報公開を求めていたことに応じたもの。
 2004年には、男優1人から女優3人がHIVに感染したことが明らかになったほか、別の1人の感染者も見つかったため、同業界では定期的な検査が義務付けられてきた。
 先週確認された女優の感染者1人を含めると、ロサンゼルスの保健当局が発表したポルノ業界のこれまでのHIV感染者数は計22人となる。
 ロサンゼルス・タイムズ紙によると、同女優は、陽性反応が出た6月4日の1回目のHIV検査の翌日に仕事をしており、その後2回目と3回目の検査を受けたという。

2009-06-17

無念。

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無念なり。

久々の関西への旅。

しかし、無駄に仕事を絡めたため、京都のガールズバーにわずか1軒行ったきりで、帰宅するハメに。

リベンジであるハメハメ旅行とは、相成らず。

たった一人とのメルアドの交換すら、ままらなず。

しかし、夜中にわずかに鴨川のほとりを歩いていて思ったのは、

京都は恋人と行ったら楽しい街なんだろうな、という想い。

今世はもう無理かもしれないが、

生まれ変わった来世には、愛する恋人と二人で京都の街を散策してみたい。

のんびり手を繋いで、温もりを感じながら、古くて新しいこの街の空気を感じてみたい。

そのためにはとっとと命を絶って今世からお別れして、素早く来世に期待すべきときが来ているのかもしれない。

1泊5000円もしない安宿で、コンビニで買い込んだビールを煽りながら、

ただひたすら夢想して、 週末が終わってしまった。

チャンチャン(死)

2009-06-11

関ヶ原。

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週末に、

無駄に大阪と京都に行くことになった。

天下分け目の決戦だ。

俺はいままで家康のように、

泣かぬなら泣くまで待とう、ホトトギス

を実践し、

散々と口説けもしないのにキャバクラに通い詰めたのは、

この時を待っていたからだ。

歴戦の西日本の強者キャバ嬢たちよ。

我が軍の本気を見せつけてやろうぞ!

今週末!

難波で、キャバクラ関ヶ原の開戦だ!!!

ヒュオ〜〜〜〜(ホラ貝の音)

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執行猶予中のグラビアアイドルがストリップに出ただけなのに、大騒動。
東スポなどは連日トップで報道する始末。

そんなアホほど話題になっている小向美奈子の行き着いた先に、ミーハー魂がかき立てられ、俺も足を向けることにした。

それが、初日の昨日。金曜日。

午前10時頃に現地に付くと、すでに行列が出来ていた。

平日だというのにお前らアホか!!

と思うが、実際は、マスコミの数のほうがスゴい。地上波まで何局も来ている。
なんちゅー注目度やねん。

しかし、開門時間を過ぎても、扉は開かず。
30分過ぎても、客もマスコミも放置されたまま。その後、ようやく謝罪文を持ったスタッフが出て来て、1回目の公演の中止が発表される。
発表者は、マスコミの取材に対し、「午後以降再開する可能性があります」と言葉を濁すものの、断言はしない。

そして、とうとう実際なら開演している13時を過ぎる。
それでも、あるかなしかすらも分からないまま、時は不毛に過ぎて行く。

小向美奈子。

ホントにとんでもないトラブルメーカーだ。

このまま、不安な気持ちのまま、一人寂しく待つのもつらい。

しかも、雨も降ってきた。

傘も持ってない。

大体、抱えた仕事がたんまりある。
このまま、ないかもしれない公演のために、1日待ち続けることは、体力的にも、“大人”としても厳しい。

そう思って、諦めて撤収することに。

ところが、後からニュースを見たら、遅れて小向が現場に到着し、しかも男達の欲望通りに、自慢の“スライム乳”を披露していたことが判明する。

俺は、この夜、悔しさで眠れなかった。

翌日の今日。

男ならリベンジしなければならない。

俺は、再び浅草はロック座に向かった。

昨日散々ニュースになったので、激込みが予想される朝一番は避ける(というか起きられなかっただけだが)

午後の2時半頃、ふらふらと行列覚悟で行くと、意外や誰も並んでいない。

つかつかとロック座の階段を上がると、なんとそのまま待つこともなく入場できるとのこと。

待ち時間ゼロ分。

現在行われている回は、立ち見がずらりだが、 ロビーで10分ほど待つと、それらの客が半分ほど帰り、その隙に最前列付近で座ることまで出来た。

あれだけ新聞、ネット、地上波で騒がれても、2日目の2回目の公演で、この状況である。
思わずマスコミの影響力の意外な少なさを意図せず体感してしまった気がしたが、客観的にみれば、この程度の反応であることのほうが真っ当だ。
意外に国民は冷静だということか。

しかし、中に入ってみて、第一印象は、

臭い!!

これに尽きる。
さっきまでの観客たちの男の汗とワキガ臭。

まあ、精子臭でなくて、まだ良かったが。。

しかも、暑い。

なかなか居心地悪い時間が過ごせそうだと思いながら、開演を迎える。

ストリップは、過去に上野でしか行ったことなかったのだが、浅草ロック座は、聞きしに及ぶ田舎のストリップ小屋とは全然雰囲気が違う。

単に秘部を見せるだけではない、ストリッパーたちのエロチズムは、芸術の域にも達した感があり、彼女たちの気概にはハンパじゃないものを感じる。

代わる代わる登場するストリッパーたちの身体は、一人の例外もなく鍛え上げられた細身で、その表現力には感嘆するばかりだ。

そうしているうちに、1部が終わり、いよいよ2部で、小向美奈子が登場。

いきなりヘソ出しのビキニ姿だ。

待ってました!

観客のボルテージは上がる。

しかし、俺が思ったのは、一言。

太い。。

まず第一印象はそれ。

他のストリッパーと並ぶと太さが際立つ。

まあ、もともとグラマラスで売っていたわけだから、致し方がないのだけれど、フットワークも鈍そうだ。

それでも、デベソ (※客席まで張り出している部分のこと)のところまで来ると、これから見られる痴態に期待に胸が膨らむ。

ところが、この最初のデベソでのベッドショーは、水着を脱ぐこともなくすぐに退場。

えっ?何それ?

と期待が尻すぼみ。

その後、ちょこちょこと他のストリッパーの合間に登場しては、運動神経の悪そうな身体を恥ずかしげもなく揺らす。

脱ぎそうで脱がないし、ダンスとも言えない身体を揺らすだけの動きの連続に、微妙にストレスが溜まる。

しかも、股間を膨らませている野郎どもにとっては邪魔でしかない、妙な男のダンサーも頻繁に出て来て、じらしにじらされる。

計2時間のショーもすでに1時間30分が過ぎ、小向目当ての観客のフラストレーションも目一杯溜まってきた。

しかし、それが演出の狙いだったとでもいうのか、ラストになって、とうとう小向が乳首の透けた下着で登場!

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!

まさに、そんなAAの瞬間だった。

散々じらしてくれたが、ブラを脱ぎ捨てると、自慢のスライム乳が揺れる。乳首もピンクで奇麗だ。

こりゃ、でかくて、揉みがいがありそうだ。

とちょっと前のめりになる瞬間だ。

しかし、だ。

正直言って、 イマイチ乗れない。

それは何故かと思ったが、個人的には別にファンでも何でもないというのもあるけど、ここまで7、8人のプロのストリッパーの鍛え抜かれたダンスと柔軟なポージングを見て来ると、自然と彼女たちと比較してしまう。

すると、小向のだらしなさが際立って仕方がない。

まあ、ゲスト出演の元グラビアアイドルに求め過ぎても、というところもあるけれど、腹部の脂肪と柔軟運動くらいはもうちょい頑張って欲しいとは、どうしても思わざる得なかった。(シャブをヤメたら太ったの?という邪推もしてしまう)

実際、観客たちの反応も、他のストリッパーへの拍手と比べても、それほど際立って大きいわけでもなく、落ち着いたものだった。

ちなみに、胸は出したが、御開帳はナシ。

ただ、公演全体で言ったら素晴らしいショーだった。

浅草ロック座を初体験の身としては、

秘部を見せることを除けば、(多少大袈裟だけど)パリはムーランルージュのミニチュア版と言ってもいいくらい、洗練されて見どころ満点のショーだった。

ショーの中での小向のレベルはともかく、ストリップの魅力の普及に一役買ったとしたら、今回のこの騒動も意味のあるものだったと言えるのかもしれない。

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先日。

知人と飲み歩いていた勢いで、久しぶりにキャバクラ街に足を向けると、客引きの交渉に釣られて、70分5000円の某店に入店。

最初についた子は、決してカワイイとは言えなかったが、愛嬌のある子で、それなりに話が盛り上がった。

ドリンコもつい1杯奢ってしまうなどして、「次があったら指名してもいいかな」なんて雰囲気で連絡先を交換して、次の子にチェンジ。

ところが次についた2人目が、ルックスもなかなか良い上に、席についた時点で相当に酔っ払っててメチャエロエロテンション。

酔いに任せて、セクキャバでもないのに抱きついてきたりするもんだから、こっちもお返しとばかりに尻をさわさわ。嫌がるどころか、さらに摺り寄せてくるような淫乱ぶりを見せ付けてきたので、思わず「場内」の一言!

ひゃっはーーー!

と、 無駄にキャバクラの楽しさを味わっていると、携帯のメールが鳴った。

知らないアドレスだったので、開封してみると、最初に付いた女の子からだ。

お礼メールにしては早いな、と思って読むと、
「さっきすごく楽しかったから、指名して欲しいな(は~と)」というような文面。控え室からメールしてきた模様。

しかし、こちらはすでに場内指名中。

残念でした。

と、ここは諦めてもらおうと思い、 返信せずにいると、隣にいる淫乱娘は指名が被って別のテーブルに。

無駄にこちらのテンションも妙な上がり方をしていたので、しばらく他の子とトークして気分を落ち着かせるか、と思ったとき、なんとヘルプで付いたのは最初についた女の子。

こちらは、メールが届いたのを無視した挙句、すでに別な子を場内指名済みなのにだ。

さっきとは違って女の子のほうも浮かないテンションで、気まずい雰囲気。

そりゃ彼女からしたら、あんなメールを送った前後に、即効別な子を指名されてたんだから、プライドを削がれて当然だ。

別にこちらが悪いことをしたわけではないのに、なぜか気を使うハメになり、楽しい気分が台無しとなった。

というか、他にも女の子がいるのに、あまりに付け回しが下手過ぎ!

どんなキャバクラも所詮は女の子次第。

とは思うが、良い子がいても店のダメさ加減で客足をぶち壊すことはあるんじゃないかね。

ホントに頼むよ!

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今まで、俺はマスクというものをほとんどしたことがない。

せっかくのイケメンが半分も隠れてしまうのを勿体ないと思っているのもあるが、ウイルスという見えない存在を怖がれるほど繊細でない、というのが主たる理由だ。

しかし、ニュースを見ていて、今回の新型インフルエンザはちょっと怖くなった。
劇症型ではないとはいえ、この爆発的な広がりは、さすがに自分も感染してしまうのではないか。
そして、イケメン故に悲劇のヒーローよろしく、稀に見る致命傷患者の一人になってしまうのではないか。

そんな恐怖にかられ、仕事に向かう道すがら、マスクを購入しようと、自宅近くの駅周辺の薬局へ。

ところが、4軒回って、一つのマスクもない!

念のため、全ての店舗で、
「マスクはありませんか?」
と聞いてはみたが、店員たちは、一様にシニカルな笑顔で、
「売り切れです」
の言葉を投げて来る。

その言葉は、「アンタ、今さら遅いよ」という気持ちの現れのようにも思えたが、たぶん、俺のイケメンぶりに嫉妬していただけだろう。

他にも降りた駅近くで見かけた薬局にも立ち寄ったが、ここでも「完売です」の一言。

オーマイガーー!!
本気で手に入らない!

やむを得ず、手ぶらで会社へ。
社のメンバーたちが豚インフルに感染しているんじゃないかと戦々恐々としながらも終業を迎えると、
帰り道、わざと2駅手前の駅などで降りて、徒歩で自宅に向かう事にした。

理由は、イケメンを歩行者に見せつけるためではなく、コンビニでマスクを買い求めるため。

ところが、自宅までの間に、コンビニ8、9軒全部回ったが、ものの見事に一つのマスクもない!!

俺は焦った。

これが、もし劇症型の鳥インフルのパンデミックだったらどうなることだろう。

マスク一つ買えないようだと、買いそびれたものは、“死”を待つのみではないか。

というか、さすがに国民も冷静ではいられないだろう。
確実に暴動かパニックの類いは起きるのではないか。

そう国の未来を憂いつつ、歩き続けたが、とうとうマスクを一つも手に入れる事が出来ずに、家の近くまでたどり着いてしまった。

俺ほどのイケメンであっても、手に入らぬものもあるのか。

世の無常を感じながらも、諦めて焼酎を煽って酔っ払ってしまおうと、家の真下のコンビニへ。

ところが、灯台下暗し。ついでにチェックしてみた日用品コーナーに、たった一つだけ残ったマスクがあったのを発見した!

おおおおお!!!

俺はすぐさま手を伸ばした。
が、
手にして良く見ると、それが子供用のマスクだということに気が付いた。

俺は一瞬、子供用でもいいから買ってしまおうかと思ったが、静かにその考えを改めた。

俺の代わりに、子供の一人が助かってくれれば良い。

そう思ったのだ。

×××

今まで気が付かなかったが、俺は、激流に流される子供を見かけたら、間違いなく自分の命を賭して川に飛び込む男なのだろう。そうに違いない。
決して、子供用の、サイズの合わないマスクをして、周囲から失笑を浴びている自分の姿をイメージしたからではない。

本当のイケメンとは、俺のように内面まで透き通った心の持ち主のことをいうのだ。
誰か、俺と数年ぶりにデートをしてくれる女の子はいないものだろうかーーー。

2009-05-15

5万バーツ

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もう一つだけ、無駄にバンコクの話で。

バンコク訪問も仕事で行ったのも含めれば、もう5回目以上(正確にはもう忘れた)

最初の頃は 、物珍しくて、あちゃこちゃと時間を惜しんでお店をハシゴしたものだが、今年に入って行った2回はほぼ決まった数軒の店を回っただけだった。(前回はひたすらオカマだったけど)

で、実は今回の訪問。前回書いた子とは別な子を毎日のように指名して、呑んでいたのだが(リアル♀)、あまりに毎日足繁く通ったために、本気に惚れたと思われたのか、最終日に、日本語が出来るママさんが寄ってきて、

この子を仕事辞めさせたいなら、アナタ、1ヶ月5万バーツ払うネ

など と、聞いてもないのに言ってきた。

5万バーツっていったら、日本でいったら16、7万円くらいだ。

まあ、水商売の女を日本で囲おうとしたら、 こんなものでは済まないけど、こっちでいったら、大手企業のマネージャークラスの給料である。

そう思って、ちょっと高くないかい?

なんて聞くと、

彼女、カワイイ。日本人に人気がある。そんな彼女が仕事辞めるには、このくらい必要。

との返事。

1回ペイバーされて女の子の取り分は大体2500〜3000バーツほど。

毎日欠かさずペイバーされるようだと確かに5万バーツという数字も妥当ではある。 しかしねえ。

せいぜい3、4ヶ月に4、5日訪問するだけの人間が支払うにはバカバカし過ぎる(というか、自分の生活費以外にこんな余力はないから現実的に支払えないけど)

大体、なんでアンタが間に入って交渉するのさ。

そう思って、

考えておくよ

とだけ答えて、日本に帰国してしまった。

すると、先日。

その指名嬢から電話があった。

しかし、

俺は出なかった。。

プライベートな付き合いの一切ないゴーゴータイガールからの国際電話。

お金の無心以外に何かあるだろうか。。

どうせ、お父さんかお母さんが病気になったか、兄弟が事故にあったかだろう。

もちろん疑ってばかりだけでは、面白くもないのだが、まあ日本は日本。

いずれ俺が本格的に移住するまで彼女たちには待っててもらうしかない。

そのために、俺は毎週、ロト6を欠かさず買っているのだ。

2009-05-11

覇王別姫

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そんなわけで、Mの家にタクシーで向かっていると、酒で酔っ払った頭が過去の人生を反芻させた。
 
そういや、今まで生きてきて。
女には蔑まれるか、無視されるかで徹底的に振られまくって、散々たるものだった。
そりゃ自殺もせずにここまで生きてきたのだから、楽しい想いもあったはずなのだが、記憶を辿る限り、胸を掻き毟りたくなるような出来事しか思い浮かばない。
 
それが、今や進行するアルコール依存に抵抗する気も失せて、タイはバンコクくんだりまで来て、金で買ったゴーゴー嬢の家に転がり込もうというのだから、人生なんて、クソッタレに馬鹿馬鹿しいことこの上ない。
 
ああ。
ここまで来たら、この不良ネエちゃんの家で、拳銃持ったタイ人彼氏とかち合って、胸元1発ぶっ放されて事切れるのも悪くない。
その際は、命乞いもせずに、仁王立ちだ。
彼氏には、中途半端はヤメて、1発で決めて欲しい。チップは弾むぜ。
 
×××
 
などと、半分眠りこけながら妄想していると、BTSで4,5駅分離れた場所にタクシーが止まった。
 
降りると、コインランドリーやら美容室やらコンビニやらがある、エラく設備の行き届いた小奇麗なマンションだった。
しかも、中に入るのには指紋認証。
 
下手したら、東京で棲む俺のマンションより良い部屋に住んでるんじゃないの??
 
と、思わずびっくり。
部屋の中も小奇麗で(※写真添付)、こんなところだったら俺も住みたい。
 
値段を聞くと、光熱費入れて、毎月8000バーツ程度(約3万円)。外国人も多いマンションだとのこと。
薄型液晶のテレビに、DVD、コンポなども日本製の最新型だ。
 
一般的なホワイトカラーのサラリーマンが15000バーツくらいの月収だから、まあ良い暮らしをしているのが分かる。
 
この不景気にタイの政情不安で、ゴーゴー嬢の生活も厳しいと聞いていたが、持つべきものは日本人客である。

で。

そんなこんな、一通りお部屋の見物も終わると、しばらく業務的にイチャイチャしてもらうものの、待望の(?)彼氏は現れず。
数時間後には、無駄にホテルへと生還してしまうのだった―――。
チャンチャン

キャバクラ独眼鉄 http://www.kyabadoku.com 無意味な人生相談、承ります。 無駄な送り先は下記まで。 dokugante@mail.goo.ne.jp