2008-07-25
無駄な求婚。
どうでもいいのだが、
ここ最近、立て続けに知り合いから、
「HELP ME!」
という連絡が来て困惑している。
もちろん、なんとかしてやりたいが、自分には大した力がない。
うんこほどの価値しかない人生を歩んでいるのに、それでもこんな俺に頼らざるえないというのは、周囲は思っている以上に困窮しているということなのだろう。
で、先日。
例によって独り自宅で深酒した翌朝のことだ。
いつもなら12時近くまでグーグーと惰眠を貪っているのだが、朝9時から30分ほど置きに立て続けに携帯のメールが入って起こされた。
一人は歳の頃50近くの、元々は仕事を回してくれていたおじさん。
お人好しのくせに、何を思ったか独立企業、であっという間に失敗。家賃が払えなくて家を追い出されそうなので、なんとか用足し出来ませんか、と20も年下の男にへりくだった連絡。
俺だって余分な金なんてないよ!と思ったが、昔世話になった人だったので、本気でホームレスになられても寝覚めが悪いと思い、とりあえず幾らかなら貸しますとレスして再び、うたた寝。
続いて30分後に、また別の元クライアントのこれまたおっさんの社長からメール。
とにかく、仕事がなくて困っている。仕事をくれ、相談に乗ってくれ、との連絡。
この人もお人好しが祟って、あちこちで騙されて困窮した人だが、しかし、過去にとばっちりで云十万円ほど引っ掛けられて回収出来てない金がある。なので、昔は世話になったことは確かだが、あまりに深入りすると足を引っ張られて更なる巻き沿いを食うと思い、さすがに「2度はない」と無視することに。
そうして、またうたた寝していると、
今度は、元キャバ嬢で現在はフリーターだった元指名嬢から、
「バイト、ヤメた~。家賃払えないよぅ。なんか仕事ちょ~だい~(涙)」
というメールが。
この子は、顔は最高だが、オツムは最低という、典型的な人気キャバ嬢だった子だ。
一時はそれなりに稼いでいたようだが、去年あたりから、金融もITも不動産も景気が悪くなり、羽振りの良い客は全滅。
キャバ嬢もよほどのことがないとOLに毛の生えた程度にしか稼げないようで、昨年引退。
俺は、散々指名して通ったのに口説きもしなかったせいか、なんとなく他の客は全部切ったと言うそれ以降も、惰性で繋がっていたのだが、それなりに切迫した状況ではあるようだ。
しかし、顔の可愛さ以外に何の取り柄も無し、むしろサイテーという元キャバ嬢に、俺が紹介できる仕事などあるわけもない。
そこで、二日酔いで寝ぼけたテンションも手伝って、
「仕事はともかく、俺と結婚してくれたら面倒みるよ~」
という、本気とも冗談とも付かないけど実はちょっと本気のメールを作って、送信・・
朝の10時14分に送るにしては、恥ずかし過ぎる求婚だな~、
と自重気味に含み笑いをして画面を改めてみたとき、俺はとてつもない間違いを犯したことに気が付いた。
キャバ嬢に送ったと思った、この無駄な求婚メール。なんと送信先がさきほどの無視しようとした40過ぎのおっさんになっていたのだ。
WHAT’A HELL?!
と驚いても後の祭り。
全身から血の気が引くとはホントにこのことである。
しかもだ。
異常なくらいにさきほどのメールの返事としては成立してしまっている。
俺が過去に、「愛には女もニューハーフもオカマもない」ということを呑みの席で散々語ってた相手でもあっただけに、ヘタすると、本気とも捉えかねないメールでもある。
俺は、あまりの出来事に朝から卒倒しそうになったが、深呼吸して目をつむると、むしろ、キチガイだと思われたくらいのほうが、この際縁切れには丁度良いか、と思い直して、ヘタなフォローのメールを送るのをヤメることにした。
ただ、まともにレスが返ってくるのも気まずいので、念のため指定受信拒否
。
あとは、野となれ山となれだ。(死)

















