2007-09-11
耳毛狂騒曲
数ヶ月前。
仕事で実家に帰ったところ、俺の横顔を見た母親が、
「あら?!」
とスットンキョンな声を出して顔を近づけてきた。
そして、こう言った。
「あらやだ?!アンタも耳毛生やして!」
そう。
こんな恥ずかしいことは、公にはしたくなかったのだが、俺には人間として致命的な欠陥がある。
他のほとんど総てが完璧すぎる故に、神がいたずらしたとでも言うべきか、「耳毛」が生えているのだ。
しかも、これは正確な表現ではない。
正確には“耳の中毛”である。
耳の中に、肉眼でも気持ち悪いくらいに、ぴろ〜んと1〜2センチほどの毛が数本生えているのだ。
この“耳の中毛”は、優性遺伝子らしく、我が家の男子に脈々と受け継がれている。
そういえば、小さな頃、祖母が祖父の耳の毛を抜いているのを目撃したことがあった。さらには、時折、父親が横になっている隙にピンセットを持った母親がスルスルっと近づき、“耳の中毛”を瞬時に抜いている場面に何度も出くわしたことがあった。
俺にも、それと同じ遺伝子が流れていたのだ。
そのときは、母親は自分の旦那にするのと同様に化粧台からピンセットを取り出し、俺の“耳の中毛”を慣れた手つきでプチっと抜きさった。
それから、数ヶ月が経ち、“耳の中毛”は再び成長し、指で触れても伸び伸びと育っているのが分かるようになった。
場所が場所だけに、自分ではこの毛は剃れない。
俺は、あるとき揃った男の友人たちに、この俺の“耳の中毛”を剃ってもらうよう懇願した。
ところが、友人たちは全員、
「イヤだよ!近寄るなよ!」
「気持ち悪っ!」
と口々に俺を罵倒しながら、拒絶の姿勢を示した。
俺のアイデンティティーが喪失しかねない危機であるというのに、なんと冷たい奴らだ。
きっと彼らの耳には引っかかる毛もないので、俺の悲願の言葉も素通りしてしまうのだろう。
俺は失望した。
友達想いの俺は、もしも彼らが何か人生でピンチに陥ったならば、総てをかけて守ってやろうと思っていた。
ところが、この考えは今日で改めることにした。
プライドを捨てて哀願した俺の耳毛カット依頼を、可哀相な子を見る目つきで無視した連中の面倒なんて、誰が見るか!!
と、シクシクと憤っている俺に、一人の後輩がポツリと囁いた。
「鉄さんも早く耳毛くらい剃ってくれる相手見つけりゃいいじゃないですか」
あのなぁ。。
ここ数年、金でも払わなきゃ、女性たちは、俺と目も合わせてくれないんだぞ、このヤロー!(涙)
にしても。
ブログでいくら愚痴ろうとも、俺の“耳の中毛”問題はカシミール問題と同様にまだ解決していない。
しばらく実家に帰る用事はないし。。
耳毛って床屋とか行ったら、剃ってくれるのか?
どうしようかなぁ。 。
耳毛すら処理が出来ない人生ってイヤだなぁ。
















コメント
毛抜き買えばイイじゃん!
自分で出来ないなら、除毛剤耳に入れたら良いよ
2007/09/12 16:44:05 | Jigen
除毛剤を耳の中に!
思いつきもしなかったプランありがとうございます。
早速実行してみようかと思います。
2007/09/13 17:33:34 | キャバクラ独眼鉄
独眼鉄読んでいました!
悩み相談コーナーで鉄さんに
相談したこともありますw
2年ぶりですか!
ブログで復活していたんですね~!
すごくうれしーです!応援してます。
300ほどあるネタも楽しみにしていまーす♪
・・・でも耳の中毛はちょっとイヤです。
2007/09/23 15:25:49 | はるか
>>はるかさん
どうもです。
僕に相談をしたことあるなど、奇特な方ですね。
また、耳の中毛を膝枕しながら剃ってくれるなんて、ホントに素敵な方です。
楽しみにしております。
>>皆様
ちと忙しくて更新がトロくてスイマセン。。
2007/09/25 15:58:08 | 独眼鉄
鼻毛用の細いハサミがあるんだけど、それなら耳毛も自分で切れるんじゃない?
まぁ今度会うときは抜いてあげるよ♪
2007/09/25 18:59:08 | つかさ
>>つかさっち
あそこの毛も抜いて下さい!よろしく!
2007/09/27 19:51:03 | キャバクラ独眼鉄