2009-05-04
全裸とほしのあき02
(前回から続く)
そんなこんなで、バンコクライフ。
いつものように連日正体不明になるまで飲み続けて、3日目。
また夜が来ると、Rという人気ゴーゴー店に顔を出す。
すると、そこで前回の訪問のとき会ったMという子(リアル♀)と再開した。
Mは、タイ人らしい思慮の無さが魅力な(?)軽薄極まりない女だ。
しかし、日本人受けする顔立ちと、ヤクザの元彼に教え込まれたという日本語を駆使して、日本人のおっさんたちの指名も多い。
前回、ペイバーして一緒に外に呑みにいったとき、(悟りの境地にいる俺は全然やらないが、)ある店の雇われママ兼プッシャーのオバはんから買った●●●をくれてやったら、一人で吸いまくった上に完全にラリパッパになってしまって大変だった記憶がある。
聞くと、以前はシャブにハマって人間廃業寸前にまでいった時期があるそうだ。
まさに、「今日が楽しければそれでいい。明日は明日の風が吹く」を地でいく、タイのビッチの名に相応しい女である。
そんなMは、大の日本通。
日本の文化はもちろんタイにまで浸透しているが、マンガカルチャーを除けば、韓国や台湾ほど一般的に浸透しているわけではない。日本の女性ファッション誌なんかも書店によっては売ってたりもするが、冬物どころか秋春物ですら、こっちでいったら熱くて脱ぎ捨てたくなる気候の違いは解消しがたく、この間麻生総理が誇らしげに、日本がアジアに誇るカルチャーの先鋭として掲げた女子ファッション誌も、タイでは、それほど浸透しているとは思えない。
ところが、Mは、日本文化に一般人のそれより敏感で、日本の音楽はもちろんのこと、読めもしないのに、日本のファッション誌の中国語版やらを買って読んでいるという。
そんなMが、驚くべき発言をした。
「そういえば、この間、お店にほしのあきが来たんだよ。顔が超小っちゃかった~」
「ほしのあきって、あのおっぱいが大きい、日本のタレントのほしのあき?」
「そうだよ。写真撮ろうかと近寄ったら、ダメだって言われちゃった」
パタヤビーチかどこかのDVDの撮影の後にでも、遊びで立ち寄ったのか。
確かに、ゴーゴーバーは男だけじゃなく、女だって楽しめる。東洋人の女はあまり見かけないが、白人は、カップルで来る女やら女性だけの客も少なくない。
ほしのあきもスタッフの誰かに誘われて、遊びに来たのだろうが、しかし、当の本人も、まさかタイ人のゴーゴーダンサー嬢から、日本語で写真をねだられるとは思っても見なかっただろう。
うーん、しかし、惜しかった。
その写真が1枚でもあれば、どこかの写真週刊誌に高値で買ってもらえたのに。残念。
などという無粋な想像を膨らませながら、ウィスキーの水割りをグイグイと煽っていると、
今日はペイバー(連れ出し)してくれるの?
と、言い寄られる。
別に他にアテがあるわけでもなかったが、迷ったフリをしていると、
じゃあ、今日はアタシの家に遊びに来てよ。
と言う。
軽く拳銃忍ばせてそうな筋金入りのタイ人不良たちがびっしり友人にいるビッチの家を訪問しろと?
俺のアタマの中に、タイ人彼氏と部屋でばったり遭遇。乱闘の末、発砲されて殺害される。
などという3面記事になる自分の姿が浮かんで警戒心も涌いたが、むしろ、それはそれでありかな、と思い直す。
情けないばかりの悲惨なマイライフ。
負け犬の名が相応しいゴミみたいな人生を送り続けているわけだが、このまま死ねば、「マヌケ」の烙印を押されてお仕舞いだ。
しかし、東南アジアまで来て、若い女の家に間男した末、ピストルで撃たれて死んだりすれば、むしろ以前の俺を知る人たちからすれば、「意外とヤルところではヤル男だったんだな」と評価が上がるのではないだろうか。
面白い。
俺は、無駄に彼女をペイバーすると、タクシーに乗り込み、ビッチの済むマンションへと遊びに行くことにしたのだった―――。
(続く・・・?)
















コメント
これはいったい…
つづきが読みたくて仕方ありません!!
2009/05/05 3:39:35 | ちゃー
わっふるわっふる
2009/05/06 11:17:25 | あるごん
変な勇気に感動を覚えるw
2009/05/07 12:27:49 | Jigen