2010-05-21
埋まらない溝。
先日。
ある女性と酒を飲み交わしていて、こんなことを聞かれた。
「風俗に行ったことある?」
この質問は初めてではなく、過去に4、5回ほど女性から受けたことがある。
この回数が多いか少ないかは分からないが、俺はこの質問を受ける度に首をかしげてしまう。
なぜなら、独身既婚者を問わず、30歳を過ぎた大概の男にとってこの質問は、
「今までパンを食べたことあるか?」
と同じほど、『ジョジョの奇妙な冒険』のDIOでなくても答えることにバカバカしい質問であるからだ。
せめて、
「SMクラブで全裸に剥かれて浣腸された挙句、ベランダに放置プレイされたことある?」
とでも聞かれれば、遠い目をして記憶を遡り、「ある」とか「ない」とか答えることも出来るが、
この質問は、「喫茶店に行ったことある?」とか「電車に乗ったことがある?」ほどに抽象的で意味のない問いに思える。
だけれども、1度ならずとも、3人、4人と聞いてくる女性がいるわけだから、俺のほうも、はぐらかしてばかりはいられないと思って、こう答えた。
「あるわけないだろ」
×××
鼻で笑わないで欲しい。
決して、ウソは付いていない。
世の中には、電車に乗る必要のない身分の者がいたり、完全主義に和食な人間がいることを知らしめてあげることも時として必要だということである。
だけれども、困ったことに、この質問に否定してしまうと、いつも、
「えー! じゃあ、そのテクニックはどこで覚えたの? いっぱい女の子とエッチしてるんでしょう? 元はAV男優として名を馳せていたんじゃないのー?」
と嫉妬の混じった突っ込みを受けてしまうのだから困ったものだが、もしかしたら、この突っ込みは途中から妄想かもしれない。
で、だ。
何が言いたいのかというと、要は、こういう質問をしてくること自体が、“男と女の錯誤の象徴”ではないだろうか、と思ったのだ。
確かに俺ほどのイケメンナイスガイには、女性たちからすれば風俗など必要ないように思えるのかもしれないが、正直俺は例外として、ほとんどの男にとっては、風俗に行くことと、ルックスや家庭環境、社会的地位に何の関係がない(そりゃ総理大臣がピンサロに行くとは思わないが)
もしも、だ。
ある女性に、美人だからといって、
「なんで化粧するの? 必要ないぢゃん」
と口にする男がいたら、女性はどう思うだろうか?
なんて、女心を分かっていない男だろう、とあきれ果てるだろう。
しかし、口にするかどうかはともかく、男からすれば、この気持ちは時折平気で、もたげてしまうものである。
恋人や、母親、姉妹が外出前のチンタラと化粧しているのに業を煮やして、
「誰も見やしないから、化粧なんていらないよ!」
と思ったことは、男なら必ずあるはずだ。
もちろん、実際にノーメークで出歩く女性もいるし、俺のように骨の髄まで紳士(gentleman)の男もいる。
しかし、それはあくまでも例外中の例外であり、男なら男として、女なら女として、あまりに当然で疑問すら浮かぶことのないような問い、それを一般論で口に出せてしまうということこそが、男と女の埋まらない溝なのではないだろうか。
そんなことを独り酒しながら、ベロベロのアタマで思ったので、また無駄に筆を走らせてしまったわけである。
















コメント
ベロベロの頭で書いたとは思えない程、知性的かつ素晴らしい内容だと思います。
でSMクラブで全裸に剥かれて浣腸された挙句、ベランダに放置プレイされたことはあるんでしょうか?(笑)
2010/05/22 16:36:53 | キャバクラ幕府
男女間の楽しさは、溝を埋めていく過程にアリ。
溝が埋まらないから興味が湧くし、一緒にいると楽しかったり、イライラしたり。
たーだ。
『その質問はヤメて』という気恥ずかしさはあるので、ご勘弁願いたいですよね。
ちなみに俺も『行ったことない』と正直に答えますよ。
2010/05/23 18:15:33 | beast@名古屋
>>キャバクラ幕府さん
シークレットです!そのうち判明します!(たぶん)
>>beastさん
確かに!
でも、最近は、その過程が面倒になりつつあったりして。。
2010/05/24 17:53:53 | キャバクラ独眼鉄
で、風俗にはいつ行きましょうか?
2010/05/25 15:41:54 | レオニダス
>>レオニダスさん
明日行きましょう!
2010/05/25 21:35:31 | キャバクラ独眼鉄