2008-02-20
俺が死ぬ51の方法
「彼女を守る51の方法」という古谷兎丸の漫画を単行本で読む。
http://www.shinchosha.co.jp/book/771354/
大地震で崩壊した東京を主人公である正義感の強い青年が女の子を守りながら、台場、浜松町、六本木、渋谷、新宿というルートで、様々なトラブルに巻き込まれながらも無事に帰宅するというもの。
危機管理本的な色が強く、漫画としては面白いものでもなかったのだが、これを読んでふと考えた。
自分がこのような大地震に巻き込まれたらどうなるだろうか。
たまたま安全な屋外にいて、運良く生き残れるかもしれない。この場合はラッキーだ。
しかし、その前に生き残れるだろうか。
現在住んでいる古いアパートが崩壊する可能性は高い。
引き蘢り癖の抜けない俺は、現在も生活の半分以上は家で過ごしている。
最近は、キャバクラにすら行かずに外にも出ずに、家で独りで焼酎片手に酔っ払っている。
アルコールが入って酔っ払っているときに死ねるなら、これは結構ハッピーかもしれない。
イヤだな、と思ったのは、ビデオボックスでシコシコしているとき地震に遭遇することだ。
この可能性が割とある。
最近の自分の人生では、ほぼ唯一の楽しみと化している気配もあるので、3日に1度ペースで通っている。
3日に一度で滞在時間が約1時間とすると、つまりは、72分の1くらいの確率でビデオボックスで死ぬわけだ。少ない確率ではない。
しかし、あの密室に閉じ込められて火災に巻き込まれて焼死する人生というのは、かなりの惨めだ。
たぶん、そのとき、迫り来る火災を前にして、俺をこんな場所で死なせることになる世間と、何より俺を無視し続けた女どもに向かって叫ぶだろう。
くそったれ!俺を受け入れなかった社会のゴミどもめ!
くそったれの、売女どもめ!
みんな死ね!一緒になって死んでしまえ!!!
と。あまりにみっともない発言だ。
ただ、最期に運の良いことには、アダルトビデオを観ながら狭い個室でオナニーするという最低なシステムのビデオボックスなどに女や、まともな男もいない。
俺の言葉は、同じように惨めに死ぬ無様な連中以外の誰の耳にも入ることがなく、消えていくだろう。
惨めならまだしも、末期にまで侮蔑と哀れなの視線のなかで、恥を掻きまくる人生はあまりに気が滅入る。
人知れず死ねるのは、むしろまだ良かったのだ。
そう思おう。
ちっ。
(了)

















コメント
ビデオボックスは行ったことないな〜。砂漠の中のオアシス?
2008/02/20 16:49:46 | 瑛湶
ビデオBoxでシコシコの最中なら、予想外の振動で逆に気持ちよくなりながら逝けるかも知れませんよ。
逆転の発想ってヤツだな。
2008/02/21 10:20:14 | Jigen
>>瑛湶さん
是非行って下さい。
虚しくも気持ちよいところです
>>jigenさん
うーん、そんな考え方もありますかw
思いもよりませんでしたw
2008/02/21 12:06:33 | キャバクラ独眼鉄