2008-05-10
鼻血味のディープキス。(1)
鼻血が出た。
昔から疲れると出る。ドバドバと大量に出る体質だ。
ある意味、俺の体調のパロメーターである。
昨日も出た。今日も出た。
ちょっとヤバい。
とかいいながら、また一人で無駄に独り酒して、グタグタしている。
今なんて、昼から呑んでいる。
で、なんか鼻血にまつわる昔の苦い想い出を思い出したので、無駄に書いてみたい。
数年前。
呑み仲間数人と行ったキャバクラでYという子に出会った。確かその子は、自分の年齢を20歳と言っていた。
ルックスだけでいったらかなり可愛い子で、お店でも相当人気があったと思う。
お店で会ったのは、2度3度くらいだったが、
なんだか気が合って、たまに一緒に呑みに行っていた。
大体は、彼女の愚痴の聞き役だったように思う。
良く客の悪口を言っていたが(客のことを悪く言わないキャバ嬢など存在しない)、
俺は、ウンウンと頷きながらも、「これは俺に対しても言っているのだろうか」と不安に覚えたりもしたものだ。
しばらくして。
Yから、「夜の仕事から足を洗った」とメールがあったので、久々に呑みに誘うと、彼女は快諾して上野までやってきた。
その日のYは、やけに饒舌で、俺よりも遥かに早いペースでガンガンとお代わりを頼んで呑みまくっていた。
そして、また客の悪口が口をついた。
あんな客がいて、こんなこと言われて腹が立ったから着拒した。
こんな客がいて、店ヤメたら付き合うって言って500万くらい使わせたけど、お店ヤメたら着拒した。
指名客にバーキン買ってと言ったのに、プラダまでしかダメだと言われてムカついた。
×××
というような、取り留めもない話しを延々と喋り倒していたのだが、段々Yの様子がおかしくなってきた。
完全に酔いが回ったテンションで、遠くを見ながら、自分に言い聞かすように自分のことを語り出した。
自分は、こんだけ頑張って。
こんだけ、色んなことを考えて。
でも、こんなことが上手くいかなくて。
こんなこともしたいのに。
あんなことも上手くいかなくて。。
というような話しをしているうちに、とうとう泣き出してしまった。
俺が曖昧な言葉で慰めても、Yの言葉は涙とともに止まらない。
すると、今度は一転して、色んな人に感謝の言葉を述べ出した。
こんなことをしてくれたのに、何もしてあげられないお客さんに申し訳ない。
あのとき、相談に乗ってくれた友達のSちゃんには感謝している。
お母さんとお父さんに恩返ししないと。
鉄ちゃんにも、いっつもこんな話しを聞いてもらって、ホントにホントに感謝している。
そういって、グスグスと泣き続けた。
俺は別に何もしてないけど、と思いながら、涙を拭いてもらおうと、胸ポケットからさっそうとハンカチを差し出そうと思ったが、残念ながら胸ポケットには一昨日行ったヘルスの割チケしか入ってなかったので、店のおしぼりを手渡して、言った。
ありがとう。キミは良い子だ。
それからも、さらに泣き顔のままの会話がしばらく続いたが、また追加でアルコールを頼もうとしたところで、俺は、これ以上呑ますと面倒なことになりそうだと思って、注文を遮った。
今日のこのときまで気が付かなかったが、たぶん、この子は、精神的にちょっと来ている。
それに、大体、時間はもう終電に近い。
早く帰すのが正しい選択だろう。
ところが、彼女と駅に向かう帰り道で、事件は起こった。
(長くなるので、以下次回へ)
















コメント
続き超気になる!!!!
2008/05/11 3:51:28 | つかさ
おぉ!続きが気になるw
2008/05/12 9:50:07 | Jigen