2007-08-16
大人の立ち振る舞い。
時として、人間は、唐突に訪れたピンチの中で、リアルな自分を突きつけられることがある。
昨日。
俺は、ある種の究極の選択を迫られたので、無駄に書いておきたい。
俺の生活は、 夜中の2時過ぎまでダラダラと酒を飲み続け、昼は目覚ましもかけずに、12時過ぎまでグーグー寝てたりする。
で、大概前の日の深酒がたたって、膀胱がパンパンになっているので、目が覚めると同時にトイレに駆け込む。
その日も、まずは“男”としての使い道を失った哀れな息子を握りしめ、トイレに駆け込んだのが目覚めだった。
とりあえず、すっきりとして、コーヒーを涌かして、メールをチェックしたりしていると、腹痛を覚えた。
昨日の深酒は、お腹にまで副作用を及ぼしたようだ。
再びトイレに駆け込む。
ところが、様子がおかしい。
先ほど、起き抜けにトイレに行ったのはかれこれ30分前。
とっくに止まっていてもいいはずの水が、流れっ放しになっていた。
なにげに自宅のトレイはビデ付きの自動脱臭、自動洗浄システム完備なのだが、感度が良過ぎるのか(?)たまーに勝手に脱臭、洗浄を行うときがある。
今回もそのせいかと思って気にせずに便座に座ると、“華”の香しいブツを放出した。
そして、拭くべき部分も拭き、洗浄しようとレバーを引いた。
ところが。
レバーにいつもの力がない。
幾ら引いても、水は引き続き、チョボチョボと弱々しく流れ続けているだけで、“ブツ”を視界から消し去るほどの圧力には増してくれなかった。
これは一体?!
レバーを押しても引いても少しも変化は無く、タンクのどこかが故障したようだった。
過去にもこういった経験はあった。
タンクを空けてレバーのあたりの重りをいじれば簡単に戻るはず。
と、いざタンクのフタを空けた。
ところが!
中を見ても、原因は皆目分からない。
しかも!
フタを空けた拍子になにか外れたのか、水がジョバジョバと外に流れ出てきた。
俺は焦った。
レバーは相変わらず、空気を掴むように圧力を感じることがないのに、水は勢いを増し、瞬く間に、トレイの中は水浸しになってきた。
やばい!
早くなんとかしないと部屋中水浸しだ!
俺のアタマの中に、「クラ~シアンです。ごひゃーく、ごひゃく♪」というメロディが流れて来た。
しかし、ここで問題があった。
今さっきぶっ放した俺の“ナパーム弾”が流れずに、便器の中に鎮座したままなのだ。
仮にクラシアンを呼んだとして、“ナパーム弾”付きで水浸しのトイレで作業をさせるのは気が引ける。
俺は、もう一度水漏れの原因がどこにあるのかキョロキョロイジイジしてみた。
それでも全然分からない。
水はさらに溢れ出て、もうすぐ洗面所にまで到達しそうな勢いだった。
これはシャレにならない!
俺は、意を決してクラシアンを呼ぶべく、電話機に向かった。
最悪、爆弾処理班よろしく、“不発弾”をオマタで救い上げ、クラシアンが到着する前にどこかに投げ捨ててくるのも辞さない気持ちだった。
そして、受話器を上げ、あのメロディを思い出した。
ところが・・・
「クラ~シアンです。ごひゃーく、ごひゃく♪」
のメロディーの後半の500500は分かるのだが、その前の「クラ~シアンです」の部分が焦りまくる俺のアタマの中では数字に変換できない。
9ラ?4あ?ん??
一体幾つなんだっ?!
ネットで調べるか、104で聞くか、などと考えながら、もう一度トイレを見に行くと、水がトレイの床を全面的に占領し、アッという間に洗面所にも到達していた。
まさにダムが決壊したがごとく勢いである。
わずか3分でこの状況では、仮にクラシアンを呼んだとしても、到着するまでの30分で、洗面所どころではなく部屋中水浸しになっていることだろう。
この時点で俺のアタマは完全にパニクり、
きーっ!
とか、
へなへなぱぁ!!
とか訳の分からない叫び声を上げつつ、トイレと電話機を何度もウロウロオロオロと徘徊を繰り返した。
まさに“いざ”というときに、自分がいかに勇敢で何事にも動じずに対処できるかを自覚する瞬間だった。
社会を代表するものの資質満点の立ち振る舞いだったといえるであろう。
















コメント
結末はどうなったのでしょうか?
ワクワク
2007/08/17 11:20:53 | Jigen
>>Jigenさん
結末は秘密です。
2007/08/18 16:35:17 | キャバクラ独眼鉄
まぁ、普通だったら、水の供給元の栓があるはずだから、それをキュっと閉めれば水は止まるよね☆
ウ○コ処理おっつ〜!
2007/08/19 1:49:34 | つかさ
※食事中の方には不適切な文章が含まれています。たとえばjackassのような※
独眼鉄さん、こんにちは
大人の立ち振る舞いを堪能させていただきました。
じつは私もトイレには一度苦労したことがありまして……
かつて住んでいた地域が、全国ニュースのトップにもなった豪雨による大水害に見舞われたときのこと。
わが家の周辺道路も腰の辺りまで水が溜まってしまいました。
私の部屋は2階だったため幸い浸水は免れましたが、何の考えもなしにトイレに入り、下痢便を流そうとしたらさあ大変!
あれ?ゴボゴボ音が聞こえない?
それどころか水つーか汚水が増えてきている?!
いやそれ、絶対おれのうんこじゃねえし
ギャアアアアッ
そうです
下水道がパンパンになったことによる逆噴射です
“それら”はすぐに便器をあふれ出し床を陵辱し、景色すら変えてしまいました。
私は仕方なく家中のバケツを動員し、それでも足りずにくず入れまで使って掬い上げました
――うんこの臭いがする鼻水をたらして、初めて経験する種類の涙を流しながら。
以後三日間、外出はおろかシャワーを浴びることもできず、
そしてもちろん、一滴の水すら口にすることはありませんでした。
だってトイレのドアを開けたくなかったんだもん。
2007/08/19 16:41:40 | はみい
>>つかささん
ご名答!
>>はみいさん
他人のブツは特にイヤですよねぇ。。
想像もしたくありません。
ご愁傷様です。。
2007/08/21 19:51:55 | キャバクラ独眼鉄
つーか、ネットとか0120とか考えないあたりがお前さんらしいな(爆)
2007/08/22 15:34:04 | Jigen
>>次元さん
考えましたが、考えてる暇がなかったんですよ。大人の立ち振る舞い中のため。。
2007/08/24 14:45:33 | キャバクラ独眼鉄