2007-10-27

間抜け。

未分類 | TOP ▲

先日。

仕事で福島に1泊で行ったのだが、間抜けにも、東京の自宅のキーを忘れて来てしまった。
宅配で会社に送ってくれるよう指示したのは良いとしても、その日泊まる宿がない。
仕方がないので妹がいる武蔵小金井の家に一晩厄介になることにした。

が、その前に新宿でこのブログを開設してくれたNスタイルの社長に誘われて打ち合わせ。

数ヶ月前から、乞われてブログを書いているのだが、金をもらっているわけでもないので、3ヶ月のあいだキャバクラの「キャ」の字の日記も書いていなかったのだが、さすがにキレたようだ。

「このヤロウ!!たまにはキャバクラのこと書けよ、コラ!じゃないと奥歯ガタガタ言わすぞ!」

と恫喝されたので、

「ぢゃあ、キャバクラ奢って下さい」

と言うと、ネタの提供代わりに新宿の某というキャバクラに連れて行ってもらう。
ここは、初回フリーで入っても10000円以上という結構な高級店だ。

社長は、さすがは専門の運営しているだけあって、常連なのかあちこちから挨拶されている。
実際の顔も人よりだいぶ大きめなのだが、この店でも、ちょっとした“顔”だった。

しかし、ちょっと前は、こういうところで、それなりに楽しむためのトークを持っていた気がするんだが、どうも最近は年を取ったせいか、こういう店に来ても何も話すこともないし、話したいこともない。

そんなわけで一人目の子には、なんとなく微妙なトークでお茶を濁してしまった。
が、 その後、二人目についた子の胸元に目を奪われた。
Nと名乗るその子は、Hカップというバストの持ち主だった。
しかも、これでセクハラされないわけがないというばかりの、これでもか!というくらいにバストを強調した衣装で現れた。

俺としては、敢えてこの胸の大きさには全く触れずに会話を乗り切ってやろう、と思ったのだが、隣の社長が割って入ってきて、
「キミの凄いねぇ。何カップ?」
と過去に1万回くらいはされたであろうエロ質問を口にする。

しょうがないというか願ったりというかで、胸の話になるが、なんとNはHカップに満足出来ずに豊胸を画策しているという。
目標Kカップとのことだ。
Kというと、
単純にアルファベットを並べても、
A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,L,M,N,O,P,K
と16番目に位置するモンスターバストだ。学術資料となるようなレベルといっても過言ではない。
それ以上、男たちの視線を釘付けにしてどうするんだ、と思いながらも、Kカップになったら、実家で代々受け継がれた大切な巻物を持ってくるから、胸の谷間に挟んで欲しいとお願いすると、バカバカしくも約束してくれた。
まあ、どうでもいいや。

店を出ると、社長に、奢ってもらったお礼に、
「まあ万が一気が乗れば、キャバクラの日記もたまーに頑張ってみるかもしれません。たぶん」
とポジティブな姿勢を示して、武蔵小金井へ。

駅に着くが、中途半端に酒を呑んでしまったため呑み足りない。
このまま帰って妹に気を使いながら、一人酒は虚しい。
誰かこんな時間でも付き合ってくれる奴はいないか、とアタマを巡らすと、そういや、武蔵小金井に住む大学の後輩が、数日前に俺に恋愛相談を持ちかけてきたことを思い出した。
俺に恋愛相談とはいい度胸だ。

さっそく夜中の25時を過ぎたというのにテレフォンコール。
「もうベットの中なんで」というMに、俺は選択を迫った。

「今から言う二つのうちどっちかを選べ。
1、お前の家に俺が行ってデリヘル嬢を呼んで4Pする。
2、今すぐベットから出て、居酒屋で俺と呑む。
以上。」

Mはこういうときの俺が冗談でないのを察知したのか、すぐに駅前にやってきた。

居酒屋に行くと、さっそく彼の話に耳を傾ける。
すると、彼はまず第一声に、

「今、好きな子が出来てアタックしているんですけど、その子が何を考えているのか分からないんですよ」

と口にした。
すぐに、俺は答えた。

「安心しなさい。分からないのはその子に限らない。女なんて全員何を考えているのか分からないし、男だって分からない。あそこの厨房にいる板前のおじさんが休みの日に何を考えているのかも分からないだろう?それどころか1時間後の自分が何を考えているかも分かりゃしないはずだ。ついでに言えば、俺なんて、最近健忘が激しくて5分前の自分が何を考えていたのかも分からないんだから」

Mは、俺の助言に頷きもせずに続けた。

「その子は誘えばいつでも遊びには付き合ってくれるんですけど、真剣に付き合って欲しい、と言うと、いっつもはぐらかされるんですよ。どうしたらいいですかね?」

それを聞いた俺は、こうアドバイスをした。

「どうもこうもない。お前はすでに恋愛という名のレースに出走している。レースの決着が何着だろうと、お前はいま“恋愛”をしてるんだから、それだけでいいぢゃないか。俺なんてなぁ、毎回発走除外だぞ!デートすら出来ねえぞ!レースにすら参加してねえよ!このヤロウ!!羨ましいじゃないか、こんチクショー!!」

そんな俺の的を得たアドバイスにMは、苦虫を噛み潰したような表情をしていたので、たぶん悩みが吹き飛んだのだと思う。

意外にも、過去に俺に恋愛相談を持ちかけてきた男女は多いのだが、唯の独りとして二度相談してきた者はいない。
わずか一回のアドバイスで、全ての悩みが解決されたのだと思うと、我ながら感動を禁じ得ない。

その後、面白くないので、
「まあ、もうその話はいいや。奢るから、キャバクラに行こう」
と誘って武蔵小金井のカラオケがあるキャバクラへ。

そして、
悩み多き若者に幸あれ、
という気持ちを込めて、彼に「泳げ!たいやきくん」を熱唱してあげた。

俺の癒しの歌声を聞いたMが、翌朝には晴れ晴れとした気持ちだったことは想像に難くない。

自重。

2007-10-22

人徳。

未分類 | TOP ▲

先日。
“キャバクラ独眼鉄”のサイトで知り合った、とある男と呑む。
彼は気に入った女には年間数百万円もの金を平気で突っ込むという豪快な男だが、そうやって突っ込んだ女は口説けた事が一度もないという悲劇の男でもある。

彼の指名する嬢のいるキャバクラにいくと、
どうも「何だかなぁ」という嘘くさいテンションのトークがいつものように、ダラダラと営業終了時間まで続く。
さすがに、その空気は本人にも伝わっているらしく、店を出ると、

「どうっすか、ねえ、あの子どう思います??」

と切実に聞いてきたので、俺は一言。

「無理でしょ」

と優しくアドバイスをあげた。

彼は、金があろうとダメなヤツはダメということを教えてくれる貴重な人間なのだが、その後、帰宅前に彼の要望で花屋に向かう。

なんと、明日指名嬢にお花のプレゼント攻撃をするために予約しておくという。

「やめましょうよ。意味ないっすよ」

という俺の言葉を無視して、万単位で花束を購入する。

まあ、人の金だからどうでも良いけど、勿体ないなぁ。

と思いつつ、俺はそのとき見かけた500円の鑑葉植物に、何となく惹かれ、自分の観賞用に購入した。

翌日から、俺は、玄関に置いた、鑑葉植物に毎日水をやる生活が始まった。

1日1回グラスに注いだ水をコップ半分ほどあげるだけのことだが、“何か育てている”という感情は、自分が失っていた大事な感情であることを思い出させてくれた。

購入して10日ほど経って、たった500円の小さな植木鉢の鑑葉植物ながら、愛おしい気持ちが芽生えてきた昨夜のことだった。

今度は一方、大学の友人であるSという男を酒に誘った。
別に彼と呑んでも、何も面白いこともないし、金も俺が払うのだから、むしろ損なのだが、たまにSの様子を伺っておかないと、不安になる。
いつのまにか死んでる恐れがあるような男なのだ。

何かあったら何とかしてやらなければ、と思わせるような男なのだが、はっきり言って俺は俺のことで精一杯。むしろ自分の生活すら危うい状況だ。いま死なれても困る。いや、死んでくれてたら困らないが、半死の状態で路頭に迷われていたら困る。

そんなわけで昔は良く呑んだ赤提灯にいくと、Sは久々の訪問だったため、店のお母ちゃんに心配される。

「お兄ちゃん(俺)は陽気やからええけど、アンタ(S)は孤独やろ。ホンマ、心配しとった」

別に彼としては、最近割と仕事が順調で忙しかっただけなのだが、生きているだけで、あちこちから心配される、というのはある意味、“人徳”かもしれない。

そして、バカバカしいとは思いつつも、酔っ払うと、

「たまには女の子と話がしたいなぁ。」

というダメなテンションになり、キャバクラに向かった。

そこで彼の隣には、肌が真っ黒に日焼けして、トルエンで脳みそが半分解けてしまった売女がついた。

売女は、すでに酔っぱらって正気を失っているSを金づると思ったのか、彼の肌にベタベタと触れながら、気がある素振りを見せつけ、ドリンク攻撃、指名攻撃、延長攻撃を仕掛けまくる。
その全てに、「イエス」と答えた彼は、ずるずると、延長しまくる。

俺が帰ろうと言っても、その売女に、すでに意識の8割を失っているSの同意を引き出し、結局お店の終了時間まで、ズルズルと延長を繰り返す。

しかし、こうも単純に騙されるかね。

俺は帰り際、まっすぐ歩けない彼の肩を抱えながら、こう諭した。

いいか。
人間はな、嘘をつく生き物なんだ。
特に、女は嘘をつく。
女の口はフェラをするだけじゃない。
嘘をつくんだよ。
キャバクラで働く女はなおさらだ。
頼むから、覚えてくれ。

なんというか、これは不思議なことだが、Sにはたぶん、「人が嘘をつく」「自分を騙す」という概念がない。
いや、もちろん、言葉としては分かっているはずだ。

しかし、彼自身、他人に大して虚言や詐欺や欺瞞を行って、自身を良く見せよう、とかお金を稼ごう、などいう気持ちをわずかながらにも持ったことも、感じたことすらもない人間なので、他人が仕掛けるそういった行為にひどく無頓着で防御の意識がないのだ。

まさにキャバクラに通うには一番まずい体質の人間だと言えるだろう。

そうして、彼をなんとか俺の家まで連れ込むと、彼はそのまま倒れるように眠ってしまった。

まあ、毎日これだったら先が思いやられるけど、たまにならしょーがない。
と思ったのも束の間。

彼が朝から仕事だと先に出たあと、日課の鑑葉植物に水をかけようとしたそのときである。

俺は、思わず呆然とした。

なんと、俺の大事に愛でていた鑑葉植物が、茎のところから折れ曲がって、葉は8割方、落ちてしまっていたのだ!

な、なんだ、どうなったんだ。。。

そういえば、昨夜、Sが玄関先でこけそうになってガタガタ物音がしていたが、そのとき、植物に手をついたなりして、潰していたのだ。。

俺は、まじで凹んだ。

女に振られる。
仕事がうまく行かない。
知人に騙される。

人生には色んなことがある。

でも、こういった事態は、「なにくそ!」という逆境も呼び起こす。

ただ、育てていたものが無惨に破壊されるということ。
これは、ホントに全身の力が抜けるというか、ただただ虚脱感に襲われるだけだ。

これに懲りた俺は思った。

Sをキャバクラに連れていくのはヤメよう。
ついでに俺もヤメよう。。

未分類 | TOP ▲

先ほどから独りで焼酎の晩酌しながら、今さら人生を振り返ってみた。
かなり無駄な行為だが、ふと思った。

『俺は生まれてこのかた、女性から褒められたことがあっただろうか?』

こんな疑問が思い起こったのも、深い理由がある。
深い理由はあるが、残念ながら忘れた。
忘れる程度の深い理由だったのだと思う。

で、“褒め言葉”である。

この言葉の定義は難しい。

「良い人ですね」

という言葉を異性から言われたとして、これが“褒め言葉”といえるかどうかというのは微妙なところだ。

では、俺が過去に言われた言葉群はどうか。

「うざい」
「キモイ」
「ブサイク」

×××
これらの言葉を投げかけられたことは度々あるが、このへんの言葉は、「愛情の裏返しか?」と考えたところで、どうにも思い出すだけツライ。心が再び病みそうな言葉なので、きっと“褒め言葉”ではないのだと思う。
では、

「ちょっとうざくない?」
「ちょっとキモイね」
「ちょっとブサイクだね(爆)」

というような柔らかな副詞がついたような状態の言葉はどうか。
こういった言葉を投げかけてくれた女性たちはきっと心の優しい子たちだったのだと思う。
ただ、“褒められた”と思うには、いくら俺が類まれなポジティブシンキングの持ち主であることを差し引いても、ちょっと難しい。

その他を思い出すと、

「変な人」
「何考えてるか分からなくて怖い」
「シモネタがキモウザイ」
「マッチ棒みたい」
「顔が変」
「・・・(完全無視)」

というような他愛もないものばかりだ。
このへんも俺の都合の良い脳内フィルターを使ってもイマイチ褒められた感じがしない。

馬鹿馬鹿しくも記憶をさらに辿るが、社会に出てからは何もなかった気がする。
学生時代。
大学、高校と遡っても、記憶にない。

ところが。記憶が中学にまで遡ったとき、一つ記憶に残っていた言葉があった。

それは、中学3年のときのことだ。
俺が下校途中、年子の妹とその友人に出くわした。
当時。
妹はなんでだか俺が兄であることを友人たちに悟られるのを嫌がっていた。
学校の中で、すれ違うとあからさまに避けた。
友達を家に呼ぶときは、俺に家から出て行くか自分の部屋から一歩も出ないかを迫った。

当時、かろうじて学校には行っていたが、友達といえる友達もいなく、ほとんど引き篭もり状態だった俺は、ちょっとした不良グループに属して友達も大勢いる妹に引け目を感じて、大体が妹の言う通り、部屋から一歩も出ずにオナニーばかりしていた毎日だった。(今もあまり状況変わらないけど)

そんな妹とその友人。
そのときは、あまりに正面でバッタリあってしまったものだから、お互い無視するのもどうかという感じで挨拶して我々が兄妹だというのが、妹の友人にも伝わってしまった。

さぞや妹は不愉快なんだろうと思っていたが、その後、家に帰って、夕飯のときに妹が珍しく俺に好意的に話しかけてきた。

「兄ちゃん、さっき会った友達が兄ちゃんのこと“中の上”くらいだって言ってたよ」

中の上。

この言葉を告げられて、喜べる人間が果たしてどのくらいいるか分からない。
大体、何を基準に、どの部分を指して“中の上”と評価しているのかも分からない。

ただ、正直にこのとき、俺は、この言葉が嬉しかったことを覚えている。

当時、中学生にして、とっくに女の子の冷たさと残酷さを骨身に染みるほど浴びていた俺にとっては、パッと見で、“馬鹿にされなかったことがあった”というだけで十二分に励まされた。

俺だって、まんざらではない。

そう思った。

今や、それから倍も年を取り、女性からどう思われるかというのに一喜一憂する年でもなくなった。

ただ、その後の人生で俺が意識していることがある。

それは、俺は人と付き合うときに、その人の“欠点”ではなく、なにか一つでも良い部分を見つけたら、その良い部分でビジネスでも飲み仲間でも、付き合うようにしている。
それから、人のことは褒める。
ほとんどの人間には、何がしか自分より優れている部分があると思っている(これは事実だ)

良く「あいつウザイ」とか、「むかつく」とか言う周囲の声が聞こえてくるが、自分はそういう言葉は口にしない。

ここ数年。遅めの人生の社会復帰を果たし、ビジネス面で人脈が広がったのだけれど、たまに人に言われることがある。

「良くあんな奴を褒められるね」
「何であんな連中を切らないの?」

自分は言われるまで割と無自覚なのだが、他の人間から随分疎ましく思われているような人間でも平然と付き合っている機会が多いようだ。

あまり考えて人と付き合っているわけではないので、後付の結論だが、理由があるとしたらこうだ。

かつて誰かに褒められたこともない自分。
もしも、自分が同じ立場にいる彼らを切ったならば、それは自分自身を切ったことに他ならない。

誰だって、誰かに認めてもらいたくて身もだえするほど苦しいはずだから。

2007-10-15

奇跡の口笛。

未分類 | TOP ▲

先日。

仕事を家にも持ち帰りながら、地元のドトールで一息を入れたときのことだ。
1日1杯が日課のロイヤルミルクティーをすすりながら、

ああ、今日も朝まで原稿仕事か。
次の日も昼には打ち合わせで版元行かないと。
なのに、こんなに仕事しても、自分の懐には全然入ってこねえ。
どんなに頑張っても誰も褒めてくれるものなんていないし。
親からは、顔を合わすたびに、嫁はまだか、跡継ぎはまだか、とつつかれるし。
嫁どころか、メシの誘いにも乗ってくれる女の子すら見当たらないし。
以前惚れかけてた女の子に未練がましくメールしてみたら、返事すらねえし。。

そんな鬱々したことを思いながら、店内を見渡せばカップルだらけ。
真隣にいる推定平均知能指数75のカップルは、こんな店で、今にも挿入しそうなくらいの距離感で身体をくっつけあって、いちゃいちゃしている。

なんだか分からないくらいに、とにかく皆幸せそうだ。
しかし、そういった姿を見ても、もはや怒ったり嫉妬したりという気力はもう沸き起こってこない。

ただただ、虚しくイヤになってしまうなぁ。

と思いながら、机に頬づえをして、ため息を吐いたときのことだ。

店内にピーっという音が響き渡った。
口笛の音だ。

俺は驚いた。
なんと、その音は俺の口から発されたものだったからだ。

実は俺は口笛を吹けない。吹いたこともない。
昔、友達と練習しあったことがあったが俺だけ吹けるようにならず、ちょっとした劣等感すら抱いていた。

そんな俺の口元から口笛らしき音が出て来たのだ。

俺は試しにもう一度、息を吐いた。

すると、またも、ピーっという音が店内に響き渡った。
俺は思った。

奇跡だ!
奇跡が起こったのだ!!

頬杖をついて息を吹いたことなど人生何万回もあったが、今この瞬間。
何億分の一かの確率で、俺が手を頬に当てた角度、口元を幾らか手のひらで圧迫した面積、そしてため息の空気抵抗。
それらが絶妙にマッチして、32年間一度も吹けたことのない俺の口から口笛の音を響き渡らせたのだ。

俺は、嬉しくなって、その姿勢を維持したまま、さらに息を吹き続けた。

何度息を吐いても、ピーっという音が店内に木霊する。

隣のバカップルが何事かと思って俺をガン見した。

しかし、俺はそんなことなどおかまいなしに、誇らしげに生涯初の口笛の音を楽しんだ。

人間、生きていれば奇跡は起こる。
希望は絶対に捨ててはダメだ。

そう。
店内を巻き込んだ奇跡の音が俺にそう教えてくれたのだ。

VIVA!人生!

ピーっ!!!

未分類 | TOP ▲

俺は、ここ数年、仕事以外のほとんどの時間を”思索”に費やしているため、酔っ払ってperfumeという3人組のキュートな女の子やdodolookという中国のネットアイドルのyoutube動画を見る以外はテレビやら音楽やらはほとんど付けずに過ごしている。

なので、こんな番組があったことも知らなかったのだが、先日たまたまテレビを付けたときに、「ビューティーコロシアム」という番組を初めて見てしまった。

後から調べたら、すでに有名な番組らしいので、見ている人も多いと思うが、この番組を見て俺は思った。

ハンサムに生まれて来て、ホントに良かった。

と。

常時こんな感じなのかは知らないが、この番組の煽りは酷い。
容姿のせいで、散々なイジメや失敗。
ホントかよ!
って思うほどの過酷な人生を再現。

人間。
他人の幸せは素直には喜べないが、他人の不幸にはある部分で素直に同情できる。

俺は、ハンサム故に、ここに登場する女性たちにとても同情し、涙した。

しかしだ。

そのとき感じたのは、明らかなる差異。

つまり、自分の感情とは、とても無責任なポジションからの同情だということに気が付いた。

その同情の陰にあるのは、「俺が、コイツの人生でなくて良かった」という本来嫌悪すべき感情である。

しかし、俺は単なる一視聴者。

だが。
テレビに映るコメンテーターは違う。
そこでコメントするからには当事者に近づくべき、ポジションにいるはずだ。

ところが。
石田純一、安田美沙子、夏川純エトセトラ。。
というよくもまあ、これだけ軽薄なメンバーを集められたな、というメンバーは、「頑張った姿が見たい」とか「努力すれば報われないことはない」とか、空を飛びそうなほどの無責任で部外者然とした言葉を口にした。

これにはホントに閉口した。

一体、どの口がこのようなことを喋らせているのだろうか。

お前らは確かに良かった。
恵まれた容姿に恵まれた仕事に、恵まれた人生を歩んできた。

しかし、だからこそ、口に出来ない”何か“があるはずだろう。
それを寒々しいコメントで埋めるのはホントに勘弁してもらいたい。

にしても、この現代の見世物小屋にも近い番組。
確かに出演者の一部を幸福にしている面はあるのだろう。
なので、良いか悪いかはちょっと判断出来ないが、これほどまでに人間は生まれ持った“容姿”に左右されるのかと改めて見せつけられると、幾ら自分がハンサムに生まれ育ったにしても、欝になりそうだった。

さらに、もう少し考えると、この番組ですら拾えない人間がいることに気が付く。
ハンセン氏病患者はどうだ?重度のケロイドはどうだ??

当然のことながら、彼らのことは番組的に無視するしかないのだ。

そういうことを考えると、やはりテレビを見るのはヤメようと思う。
こういう番組を見ると、テレビを付けるのが怖くて情けなくて仕方がなくなるのだ。。

2007-10-09

放屁。

未分類 | TOP ▲

人間は間違いを犯す生き物である。
そう。
ときに、人間は取り返しのつかない間違いを犯す。
先の戦争は酷かった。なのに、今も同じようなことが世界のどこかでは繰り返されている。
数々の戦争や残虐行為、その他あらゆる暴力や犯罪行為を認めるものでも許すわけでもないが、しかしながら、間違いを犯すからこそ人間であるとも言え、俺は、ある部分で、人間のとある間違いを望んでいる。

それはどういうところか。

しばしば女たちから耳にする言葉がある。

「あんな男と付き合うんじゃなかった」
「酔った勢いで、一晩の過ちを犯した」

なんと。
女たちは、間違って男と付き合ったり、セックスしたりする生き物なのだ!

それを聞いて思った。

俺も、その間違いのなかにいれてくれ!!!

付き合ってから、散々男の悪口を言ったり、後悔したりする女は多い。

いいぢゃないか!

頼むから、俺の悪口を付き合ってから口にしたり、寝てから後悔して欲しい。

ところが、不思議なことに、俺に対しては一切女性たちは間違いを犯さない。

なぜだ!!

どんなに酔っ払っていても、俺の誘いには乗らないし、どんなに精神的に弱っていようが、困っていようが、俺にそばにいて欲しいなどと言う女性はいない。

人間は間違いを犯すはずだ!

しかし、女は俺に対しては間違いを犯さない!!

ファックオフ!!!!

なぜなんだ!!
チクショー!!!

ものごとは、完璧なことほど、つまらないものはない。
ゲームでも何でも100%必ず勝つコンピューターと勝負する気にはならないだろう。

俺は、理性的な勝負など、今さら望んでいない。
ただただ、ちょっとくらいの間違いを期待しているだけだ。

もしかしたら、間違いでないかもしれないのに!
チクショー!
このヤロー!!

プッ(屁の音)

2007-10-03

I love you.

未分類 | TOP ▲

もしも、自分を指差して、
「俺はキチガイだ」
と言う人間がいたら、ソイツをどんな人間と判断したほうが良いだろうか。

本当にキチガイかもしれない。
ただし、その場合は、キチガイはキチガイでも正しいことを口にできるだけの判断ができる奴と言える。

または、本当はキチガイでないかもしれない。
嘘つきである。
しかし、こんな嘘を付くのは正常とは思えない。キチガイでなくても、それに類した人間であるとは言えるだろう。

この場合、両者を比較すると、正しいか正しくないかを別にして、どちらが良くてどちらが悪いかという判断には多いに迷うところだ。

一体、何の話かというか、これは俺のことに直結する問題である。

俺は、ことあるごとに口にしていることがある。

「ホントの独眼鉄は、ハンサムでイケメンでモテモテだ」

×××
どうだろうか。

俺のことを嘘つきだと後ろ指指す人間もいるだろう。

そいつは常識に縛られたつまらない人間だ。
世間に作られた“美形”の意識に洗脳されたアホだ。
人間のクズだ。死んでしまえ。

一方、
「本当にその通りです!」
と感服する奴がいたとする。

そいつは失明寸前なほど目が極端に悪いか、虚言癖があるかのどちらかである。
少なくとも、そんな奴に視覚的な何かを判断させるのは間違っている。

すると、どうだろう。
非常に不思議なことなのだが、いずれの判断を下した人間も人間的に信用ならないという結論が出てくるのだ。

そうすると、あらゆる人間は信用ならないとも言える。
確かにそうだ。

特に、女は信用ならない。
特に特に、奇麗な女は信用ならない。
特に特に特に、俺が惚れた女は全くもって信用ならない。

俺の気持ちを告げた女の対応が、完璧なくらいに誤っているからだ。

何故、俺を「気持ち悪い」と言って侮蔑するのか?
何故、俺を「ちょっと無理」と言って避けるのか?
何故、俺を「ごめんなさい」と言ったきり着拒するのか?

全くもって理解に苦しむ。
本当に、今までどんな教育を受けてきたのだ、と親の顔が見たくなる。(見たついでに挨拶したくなる)

しかし、もっと理解に苦しむのは、今の俺の言動ではなかろうか。

何を言っているのか分からない、と思っている者も多いだろう。
しかし、安心して欲しい。

口にしている俺自身も何を言っているのか分からないのだから、他人が俺が言っていることを理解できるわけがない。

ただ言えることは、何を言っているのか分からないことを口にする人間は俺だけではない、ということだ。

本当に世界中が、何を言っているのか分からない。

神はいるとか。
自分が不幸なのは世間のせいだとか。
ヴィトンのバックが欲しいだとか。
散々武器を売っておいて、その国に戦争はヤメろだとか。
将来の夢は、有名になることだとか。
悪の枢軸だとか。
美しい国だとか。
努力すれば必ず報われるだとか。
愛してるとか。
愛してないとか。

こんなクソッタレに血迷った“狂った”世界で、唯一人“正しい”ことを口に出来る俺が、受け入れられるわけはないのだ。

キャバクラ独眼鉄 http://www.kyabadoku.com 無意味な人生相談、承ります。 無駄な送り先は下記まで。 dokugante@mail.goo.ne.jp