2009-10-21
裏DVD屋で発見す。
昨日。
俺は、歌舞伎町の裏DVD屋を徘徊して、17枚1万円という激安のショップでたっぷりと嗜好品を購入した。
今晩は、サタデーナイトフィーバーだな。
火曜日だったが、そんな気持ちで店員にナンバープレートを渡し、金を払うと、商品が届くまで30分ほど待つよう指示される。
なかなか長い時間だが、今の裏DVD屋でショップ内に商品が置いてあるところはないので、大人しく待つことにした。
商品の届くまでの間、徳の高い俺は、修行を積んだチベット僧のような面持ちで、静かにジャケットが挿入されているファイル集を眺めて、時間を過ごした。
ペラペラとファイルをめくっていると、ある素人系AVに出ている一人の女優に目が留まった。
どこかで見たことがある―――。
前に別のAVにでも出演していたかとも思ったが、どうも違う。
実際に会ったことがある子のように思える。
他人の空似かとも思ったが、記憶が「それは違う」と答えている。
リアルな出会いとなると、半ば引き篭もり生活を続ける俺であるから、女性の知り合いなど、ひどく限定されている。
何分かの間、手を止めて記憶を辿るが、思い出せない。
うーん。出ないな。
と諦めて、ページをめくり、ファイルを変えようとしたそのとき。
記憶が急によみがえった。
××って店で指名してたキャバ嬢じゃん!
そう。指名していたのはわずか数回。口説く間もなく撤退して、今となっては連絡も消してしまった某キャバ嬢。
似ている!というか本人じゃん!
その証拠には、泣きぼくろに、特徴的な目元。
間違いない。
あのアマ、いつの間にかAVに出ていたとは、あのとき懲らしめてやれば良かった。
悔しさで思わず拳を握り締める俺34歳。
しかし、今や若い女の子がバイト感覚でAVに出るのなんか珍しくもないのかもしれない。
渋谷なんかじゃ石を投げたら風俗嬢に当たるなんていわれているくらいだしな。
また、来月にでもこの店を訪れたときには、是非にこの作品を購入して鑑賞したいと思う。
俺の女への復習、じゃなくて復讐は始まったばかりだ。
















