2010-12-27
2010-12-24
夜泣きの原因
さきほど。
電車の中で泣き喚く子供とそれをあやす親を見かけた。
一昔前ならしょっちゅう見た光景だが、最近は子供が減ったせいか、遭遇する機会も少ない。
特段、なんてことはない光景だが、いつまでも泣き止まない子供を眺めて、ふと自分のことを思い出した。
親がいうには、俺は夜泣きがヒドい子供だったらしいのだが、その夜泣きの原因を覚えている。
寝ていると、なにやら漆黒の闇のようなものが襲い掛かってくる。
最初は遠くから現れるが、瞬く間に世界を覆いつくさん勢いで広がっていく。
闇の先には何もなく、そこから逃げても逃げても無駄だ。
やがてその闇は視界のすべてを奪い、自分をも包み込むのだ。
夢の中で、その闇が襲ってくると、俺は恐怖で目が覚め、強烈に泣き叫んだ。
そして、おいおいと部屋中を走り回ったという。
このあたりの自分がした行動は記憶にないのだが、母親が後に言うには、あまりに夜泣きがひどくあやしても効果がないので、ときに泣きたいだけ泣かせて、走りまわらせるだけ走りまわらせて放置したという。
記憶にあるのは、 ただひたすら怯えていたというその感情。
おそらくは、自分でも、起きているここが現実であることを理解したいがための行動だったのだろうと思う。
ただ、泣き止むのは親からの抱擁を得たときではなく、ただ闇の記憶が薄れるのを待つしかなかったように思える。
こんな夢を俺は繰り返し、繰り返し見ていた。
やがて、
幼稚園にでも入る頃には、夜泣きをすることはなくなったが、それでも襲い掛かってくる闇の記憶はあった。ただ、その年になると、不安と恐怖を押し殺すだけの対処が出来ていた。
そのときから30年以上が経った。
今の自分はどうか。
夜泣きはもちろん、夢の中で闇に襲い掛かられることもない。
あのときの自分の全存在を脅かした闇は消えたのだろうか。
闇の恐怖は、今は記憶の底だ。
ただ、漠然とした不安は今も全身を覆っている。
老いた自分に、闇は内側から忍び寄っているように思えるのだ。
2010-12-22
キャバクラは出会いカフェか
世間では不況不況と騒がれて久しいが、キャバクラ嬢も全然稼げなくなっているのは周知の通り。
しかし、極一部のキャバ嬢にいたっては、あまりの稼げ無さに店内を出会いカフェの客を捕まえるかの様相にしているようだ。
某という歌舞伎町のキャバクラに行ったときのこと。
フリーで入ったがため、3、4人の子がついたが、その中の一人がとにかくやる気ない。
客であるこっちが話しを盛り上げなければならないような雰囲気だったため、
「キャバ向いてないから、風俗で働いたら?」
と嫌味っぽい言葉も投げかけてみると、その子は、
「風俗は中抜きされるのがイヤ」
との発言。
中抜きとは、店に対してのことだ。
では、中抜きされなければいいのか、というと、簡単に、
「まあ、いいんじゃない」
と口にする。
つまりはどういうことか。
金さえ払ってくれれば客と寝るのも問題ないということも平然と口にした。
うーむ。
ここは、抜きキャバでもセクキャバでもない。フツーのキャバの店内での話しだ。
じゃあ金額はいくら必要なんだと尋ねると、「3から5くらい」とやたら現実的だ。
下落する一方の援助交際相場からすればやや高いが、キャバ嬢を指名で通うことから考えれば、むしろ安いともいえる。
ただ、店から一歩出れば、ただの援交女でしかないのが事実。
何の付加価値もない援交女にホテル代別途で5万払うとすれば高い。
似たような話は、実は友人からも耳にしたこともあり、もしかしたらこういうキャバ嬢はあちこちに増えてきているのかもしれない。
バブル時代は知らないが、ITバブルやプチ不動産バブル時代の華やかなキャバクラを辛うじてでも知っている身としては、軽く陰鬱になる話ではあった。
2010-12-16
さすがに
さすがに最近、通うにも一時の勢いをなくしてしまったギラギラガールズだが、知人から歌舞伎町以外にもお店があるぞ、と教えられた。
なんと、大阪にもギラギラガールズが存在しているようなのだ。
地元のキャバクラーには当然知られた店であるのかもしれないが、俺はまったく知らなかった。
http://www.giragira.jp/top/intro_top
しかし、HP見ると、そのつくりからオリジナルソングまで、ここまでクリソツなつくりだから当然資本提携があるのだろう、と思ったが、どうやらないみたい。。
それはそれでスゴイ話だ。。
まあ、よそ様の良い部分は参考にしなきゃねということだろう。
また、上野にも似たような店が出来るみたいで、年越しの楽しみにでもしておきたい。
毎年、どこの忘年会にも呼ばれもせず一人酒で年末を過ごすのが常だが、今年こそは、独眼鉄忘年会でもやろうかと画策している。
2010-12-10
「指名嬢はマクラ」
先日。
某友人と歌舞伎町で飲んだのだが、無駄に深酒しながら、もう1軒とばかりにふらふら路上を歩いていると、後ろから、
「鉄クン!」
と呼びかける女の声が聞こえた。
振り返ると、それはギラギラガールズに勤めるA子だった。
俺は指名したことなどないが、別の知人が何度か指名していたので覚えていた。
店が終わったあとで、帰ろうとしていたらしい。
「どこ行くの?」
と聞かれたので、
「どこかカニの旨い店に。ついでに一緒にどう?」
とテキトーに誘うと、その子もだいぶ酔っ払っていたのか「いいよー」と軽いノリで付いてきた。
で、この日店にも行ってないし、指名もしたことないのに、なぜか3人で別の飲み屋に。
三者三様に酔っ払っていたので、正直何の会話をしたかほとんど覚えていないが、それぞれの指名嬢に対する評価だけは記憶に残っている。
一緒にいた友人が指名するBという嬢を、
「あいつはマクラで、アル中だから止めておけ」
と暴言に近い暴露をしたかと思うと、
もう二人、よく連れ立つ友人のCやDの指名嬢にも、
「金づるとしか思ってないから、指名止めておいたほうがいい」
「あの子は風紀している」
と総スカンである。
いやぁ、想像以上にステキな店だねえ。
と思いながらも、俺はドキドキした。
もう辞めていなくなってしまったが、俺が指名していたE子はどう評価されるのだろうか。
ところが、A子は以外にも、
「E子は良い子や。アンタは指名のセンスが良い」
と褒めてきた。
自分の指名嬢が他の客と枕していることをばらされて、憮然としている友人の姿を尻目に、俺はホッと胸をなでおろした。
俺の目に狂いはなかったんだ。
そんな優越感とともに、もう軽く1杯、安堵の気持ちでビールを味わい、帰宅したのだが、翌朝我に返ると、昨夜の自分の感情の意味のなさに自己嫌悪を覚えた。
何か口説くでもなく無駄金使って、アフターすらしたことないままバイバイしてしまった子の性格が良いことが、一体自分にとって何をもたらしたのか。
むしろ、実は裏でマクラしているような子だったほうが、その先のチャンスがあったのではないか。
二日酔いのアタマでそんなことを考えながら、新しい指名嬢を探す旅に出ようかと画策している。
2010-12-03
闇金ウシジマ君
テレビドラマなんて10年はとんと見たことなかったが、先日深夜になんとなく付けた「闇金ウシジマ君」のドラマが意外と面白く、その後ネットで探して過去の回を全部見てしまった。
毎月数十冊から、時には百冊以上もマンガを買い込んで部屋を満杯にしている人間だが、「闇金ウシジマ君」は、ここ最近で、最も新刊が待ち遠しいマンガだ。
原作にいないキャラの片瀬那奈の存在がムードを緩くしているが、原作の凄惨すぎる描写が地上波で出来るわけはなく、テレビドラマとしては仕方ない。ただ、単に原作の魅力をぶち壊す役回りになっているわけではなく、物語を動かすのに理に適った働きをしている。
また、原作では1人ずつ進行していた物語が、何人か並列に進行しているのが秀逸。
脚本家の能力が高いのだと思うが、登場人物をうまい具合に削るところは削ったり、人格を統合させたりして、スピーディーで見飽きない。
あと、地上波なのに、風俗店の描写とかそれなりに頑張ってるし、AV女優の使い方も悪くない。かすみりさとか演技も上手いし。(しかし、『片腕マシンガール』で凄まじい演技を見せた八代みなせとか、AV女優より番手下なのか。。)
惜しむらくは、滑皮とか肉蝮とかマジでヤバイキャラクターたちや死人が出るような回は回避されていることだろうか。
それと、ウシジマ君にアンチヒーローの部分を出すためか、債務者の側の人格に自業自得的な落ち度がある描写をほぼ必ず添えているのはちょっと疑問。
もちろん、実際も、闇まで手を出す人間には、それなりに当人に問題があるものなのかもしれないが、本来の闇金は(原作のウシジマ君はきちんと描いているが)無知や弱みに徹底的に付け込むもの。例えば、年金暮らしの老人の病院費やら中小企業の経営者やら、ギャンブルや豪遊とかではなく切羽詰って借りてしまった者もいるだろう。
このへんを無視した表現をして、ウシジマ君をヒーロー的な扱いにしてしまうと、世間に闇金を誤解をさせる要因にもなりかねない。まあ、ドラマで描くには難しいところだとは思うが。
しかし、このドラマの視聴率を調べてみたら平均わずか2パーセント台。深夜枠だから仕方がないのかもしれないが、もうちょっと見られていても良いクオリティーだとは思った。
ちなみに、話は変わるが、俺は時にふざけた額を夜遊びに突っ込む男だが、最低限の夜遊びマナーは守っていて、ないときは遊ばないを実践している。なので、消費者金融やクレジットのリボ払いなどで借金した経験はないのだが、個人的にほんのちょっと闇金と関わったことがある。
今から5年ほど前。当時20代半ばのある後輩が人に騙されたり、給料袋を落としたり(一部はパチンコなどで作ってしまった借金もあると思う)して借金が膨らみ、パンク寸前になってしまって、鬱状態になってしまっていたので、なんとかしてやろうと手を貸すことに。
総額にすると250万円ほどだった。サラリーマンにはキツイといえばキツイが、なんとかならない額ではない。
とはいえ俺自身も貸す金はない。
自己破産はしたくないというので、仕事は新しく始めばかりだし、大手にはせめてリスケジュールに応じてもらおうと、画策。
そして、まずは、彼が自分でも残高すら分からなくなっているのをまとめるため、消費者金融の資料を全部出させ、残高と利率をまとめた月々の返済表を作成。手探りながら、リスケジュールの資料を作ってあげた。
問題は一つあった怪しい名前のファイナンスの10万円。
ネットで調べてみても、そんな名前の街金業者は出てこない。
警察に電話して、登録番号がないことを確認して完全にヤミだと把握。
相手がヤクザならリスケジュールもクソもない。
弁護士使うにも、まずは調査が必要だと、半分鬱で身動きが取れない彼の代わりに、東上野にある事務所のビルへ1人で向かう。
しかし、このビル。外観からやばくて、看板はないし、電気はついてないし、窓ガラスすら割れたままの部屋も散在。
このビルの階段を上って、事務所に向かう勇気があるなら、よほど節制して、仕事を掛け持ちして頑張るなり出来そうだ。
さすがに事務所の中には入らず退散したものの、この業者はまともに掛け合うのではなく、法的になんとかしようと彼にアドバイス。
ところが、結局彼は、リスケジュールのために消費者金融業者に掛け合うこともなく、数ヵ月後には仕事も飛んで、俺とも連絡が取れなくなった。
闇金からはしばらくまでは、督促の連絡も来ないと言っていたが、その後どうなったかは分からない。実家の住所までバラしておいて、そのままトンズラできたとは思えないのだが。
結局俺の力では救えなかったが、最後は自己責任という言葉しかないと無理やり自分を納得させた。
俺にとっても、しばらく人と深く関わるのが虚しくなる出来事だったが、彼には苦しみ抜いて生きていて欲しいものだとは思っている。
だいぶ話が飛んだけれど。
















